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指の側副靭帯損傷の応急処置 その2
簡単に言うと

痛い方向に曲がらない様にするのだ



もし上の図が右手の人差し指の場合

親指側に曲がると痛みが出てしまうので、中指側にテープ、包帯等でくっつけてしまうのが一番良い



固定具がなくてもこれであれば中指が副え木になってくれるので安心である

またテープであれば完全に固定するわけではないので、多少痛くても柔道を続けることが出来る

しかし人差し指の親指側が損傷してしまった場合や、小指の小指側が損傷してしまった場合は、今までの話と違ってしまう

が、隣の指とくっつけてしまおう。少しは違う

お気付きの方もいらっしゃると思うが

親指はどうするんだ?

もちろんテーピング等の処置が出来るが、大変厳しいのが現実である

つまり指の側副靭帯損傷箇所によって重傷度合が変わってくるわけだ

親指は最悪であり すべての側副靭帯の小指側も辛い その中でもトップが小指

柔道では致命傷なのは言うまでもない

ここで注意点

曲げたら痛い方向があるからといって靭帯のみが損傷しているわけでないということを忘れてはいけません

筋肉、骨の損傷も合併している恐れがあるのだ

靭帯単独損傷との大きな違いだが

力が入りづらいなどがあった場合、合併の恐れがあるので注意して欲しい

靭帯単独損傷の場合、痛みは走るが力が入る場合がほとんどである

痛みで動かせない場合もあり判断が難しいところであるが、そんなときはそれだけ重傷ということだ

今回は理論的な部分に重きを置いて書かせていただきました

次回は本格的なテーピングの仕方を掲載予定
カテゴリ:どこが痛いですか?〜肩、腕、手編〜 | 21:19 | comments(2) | - | - |
コメント
ためになったぁー
| じんジン | 2011/02/05 9:05 PM |
はじめましてじんジンさんこんにちわ

お役に立てて光栄です
| 管理人 | 2011/02/18 3:34 PM |
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